キックボード協働組立

従来の課題

●人の感覚や判断力を要する作業など、すべてをロボットで自動化することは困難でした。
●産業用ロボットは安全柵を要するため、人と協働作業をすることが困難でした。

ソリューション

キックボードの組立作業を人協働ロボットの活用で作業効率の向上を実現

ロボットが得意な作業はロボットが行い、ロボットには難しいが、人が得意な作業は人が行うことで、それぞれの得意分野を生かしながら連携して組立作業を実施します。
協働ロボットだからこそ人との連携作業で作業者の負荷を軽減し、作業効率をアップすることが可能となります。

安全機能「シーン機能」の活用により、作業シーンごとに力や速度を変更し、安全性と生産性の両立を実現

シーン機能
作業シーンごとに速度や力などの安全パラメータを設定し、ロボットプログラムから切り替えが可能
ハンドルの取り出しや上空移動時は接触時にすぐ動作停止できるよう、小さな力を監視して動作を行います。一方、ハンドル挿入時はハンドルとフレーム間の隙間が狭く、挟み込みリスクが低いことから、力制限を緩和して反力に耐えられるように設定します。

シーン機能について詳しくはこちら
 

内蔵力センサで高精度な組立作業が可能

COBOTTA PROの内蔵力センサによる倣い動作でロボットアームをハンドル挿入位置までダイレクトに手動操作が可能です。
ハンドルのフレーム篏合時は進行方向に推力を持たせ、それ以外の軸は力を制限してこじりを防ぎ、高精度な組立作業を実現します。

QRキャリブレーション機能による正確な位置決め ※リリース予定

作業台に貼付されたQRコードを認識し、その座標系を基準にロボット座標の補正を自動で実行します。
ロボットアームと作業台の相対位置が変化した場合でもQRコードを認識することで再ティーチングすることなく座標の校正ができ、QRコードだからこそ、情報を付加し、ロボットへ作業指示等を与えることも可能です。

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