●工場の出荷場は作業スペースが狭いうえに人の出入りが多く、安全柵が必要な産業用ロボットの設置が困難でした。
●物流工程では作業スピードが求められるため、人と同等の作業速度が必要でした。
●物流工程ではかんばんやICカードの挿入のほか、通い箱の上蓋の設置や搬送など従来のロボットハンドでは難しい複数工程を行う必要がありました。
工場の出荷場は人の出入りが多く、作業スペースが狭いため安全柵が必要な産業用ロボットの設置が難しいという課題がありました。高速人協働ロボット COBOTTA PRO は周囲に人がいる時は低速動作し、人がいない時は最大2,500㎜/s での高速動作が可能※なため、安全柵不要でかつ高い生産性を実現した工場内物流の自動化に貢献します。
※お客様によるリスクアセスメントの実施が必要です。生産ラインから流れてきた通い箱に対しIDカード取出し、かんばん挿入、出荷レーンへの搬送など、ひとつのハンドで複数の出荷作業を自動化します。作業ごとにツールチェンジを行う必要がなくサイクルタイムの短縮が可能です。
※ハンド図面・サンプルプログラムを販売予定 (24年度中対応予定)項目 | 仕様 |
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対応通い箱 | TP341型(503mm*335mm*105mm) |
かんばんホルダ | 94型 |
かんばん寸法 | 85mm*190mm |