冷凍フライ投入システム

従来の課題

●食品工場におけるフライの調理現場は、蒸し暑い作業場での熱中症、高温の油によるやけどなどの可能性がありました。
●単調な作業かつ暑い作業場という厳しい環境から、作業員が集めにくいという人員課題も挙げられます。

ソリューション

COBOTTA PROによる、過酷な環境でも稼働する「惣菜調理ロボット」の提案

フライヤーへの食材の投入作業を、COBOTTA PROで自動化しました。
①    カメラで冷凍フライを認識
②    電動ハンド用制御ボックスでハンドの開閉を制御
③    ROSでロボット軌道生成プログラムを作成
④    アールティ製電動ハンドでフライをコンベアに整列
⑤    ピッキング状況に応じてフライヤーに自動投入
⑥    安全柵不要。省スペースで人と一緒に作業
⑦    簡単に着脱できるCOBOTTA PRO専用食品ジャケットで衛生環境に対応

※本システムは株式会社アールティ製です。

安全柵無しで稼働可能。省スペースで既存工程に設置

高速人協働ロボット「COBOTTA PRO」を活用することで、既存の工場の製造ラインで人手作業を行っていた箇所に組み込み可能。
安全柵無しで省スペースに導入できます。

独自のビジョンシステムとハンドで、不定形物の食材も認識・把持

株式会社アールティ様製のAIビジョンシステムで番重(食品コンテナ)に山積みとなった不定形の冷凍フライを認識、同社製の電動ハンドで把持し、コンベアに整列します。
電動ハンド用制御ボックスでハンドのトルク値を計測し、ハンドの開閉を制御しています。
今回のアプリケーションはROSでロボット動作・画像処理・ハンド開閉・コンベア動作を制御しており、フライヤーの投入状況に応じてコンベアを稼働させます。


COBOTTA PRO専用ジャケットで衛生面にも配慮

食品工場で求められる衛生環境に対応したCOBOTTA PRO専用ジャケット*を準備。
グリスの飛散などから食品を守ります。
*開発中の製品です。

関連アプリケーション


3Dビジョンと感圧センサ付きグリッパを活用した不定形物・軟体物のピッキング

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