<デンソー事例>
変種変量生産を実現する次世代生産システム

株式会社デンソー 大安製作所では、COBOTTA PROを複数台活用し、
EV等の次世代製品向け組立工程における生産システムの開発に取り組んでいます。





 

生産システムの課題

●自動車の電動化や消費者ニーズの多様化により、大量生産から変種変量生産への対応が求められました。
●変種変量生産を実現するには、生産量や製品仕様の変化に柔軟に対応できる次世代の生産システムが必要でした。
●人協働ロボットを活用して、安全性を確保しつつ生産性も両立させる必要がありました。


 

次世代生産システム開発テーマ〈ロボット活用領域〉

●変種変量生産に対応できるフレキシブルな生産ラインの構築
●人協働ロボットを活用した、生産性と安全性の両立と、倣い組付け作業の自動化

ソリューション

柔軟に組み替えられる生産ライン

変種変量生産の実現に向けて、生産量や製品の変更に応じて柔軟に組み替え可能な生産ラインを目指して開発しています。

複数工程に対応可能なユニット構成

COBOTTA PROを中心としたユニット構成としています。ロボットに加え、ツールチェンジャ、制御盤、セーフティスキャナなどを備え、複数の工程に対応可能です。

AMRの活用で、工程の組み替えも自動化

ユニットはプラグ&プレイ設計となっており、AMRで移設した後すぐに稼働できます。

ユニット移設時の位置補正を自動化

ユニットの移設時は、カメラでマーカを読み取ることでロボットと作業台の相対位置を自動補正できるため、再ティーチング不要です。

ツールの自動交換で多工程対応

すべてのCOBOTTA PROのハンドは、標準ユニット化により、異なる工程間でのスムーズなツールチェンジを実現します。

高い安全性を保ちつつ高速稼働を実現

COBOTTA PROは、現場の状況に応じて運転速度の切り替えが可能です。
人が近づくと協働状態に切り替わり、安全性向上。
人が離れると再び高速運転に切り替わり、生産性を向上します。

内蔵力センサを活用し、繊細で高難度な作業を実現

COBOTTA PROは、ロボットアームに力センサを内蔵し、外力の値を取得可能です。力センサ有コンプライアンス機能により取得した値を基に押し当て力を繊細に調整できるためロボットハンドに力覚センサを取り付けなくても、高難度な組立作業の自動化を実現します。


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