株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖)は、このたび、2018年6月12日(火)~6月15日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際食品工業展「FOOMA JAPAN2018」」に、前年に引き続き2度目の出展をします。
デンソーウェーブブースでは、パッケージングや箱詰め工程に最適な高速スカラロボット「HSRシリーズ」や、低コストで導入ができる、洗浄対応の「デンソーロボット専用ジャケット」の他、人協働ロボット「COBOTTA®(1)」の自動化アプリケーションを展示します。
農林水産省の発表によると、食品業界では常用労働者の欠員率が製造業全体と比べて2倍(2)以上高く、深刻な人手不足に陥っており対策が喫緊の課題です。また、食料品製造業の多くの業種では、労働集約型の作業が多く、労働生産性も全製造業平均の約6割(2)にとどまっているなど、製造工程の自動化ニーズが高まっています。
しかし、食品業界で扱う製品は形やサイズが一定しない不定形物が多く、また少量多品種生産のため頻繁に製造する製品が変わるため、自動化が難しいと感じている方が多く、思うようにロボット導入による自動化が進んでいません。
デンソーウェーブブースでは今回、どんな小さなお困りごとでも気軽に相談をして欲しいとの思いと、問い合わせ先がわからず、「展示会場で気軽に質問できる場を設けて欲しい」というお客様からの要望に応え、ロボット導入に関する相談窓口を設置します。
「自社の環境ではどういったロボットが適しているのか」「食品をロボットで搬送した場合、どれぐらいのサイクルタイムになるのか」など、当社専門技術者が、自動化の検討をする上での疑問や不安に思っている事を伺い、ロボット導入をサポートします。
ロボット導入の事前検証テストも行っており、展示会場での申し込みも受け付けます。
■名称 :国際食品工業展「FOOMA JAPAN2018」 (来場事前登録はこちら)
■会場 :東京ビッグサイト(東京国際展示場) 東6ホール(小間番号 6T-23)
具材を判別する「人工知能」と、洗浄対応の「専用ジャケット」、柔軟物・不定形物を把持可能な「ロボットハンド」(ニッタ(株)様製開発品ハンド[SOFTmaticsTM])による弁当盛り付け工程をご覧頂けます。
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HSRシリーズの高速性・高剛性は、厳しいサイクルタイムの生産現場に最適です。冷凍ハンバーグの高速ピッキング整列作業で、その性能をご体感ください。
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約4kgでプログラムレスだから、いつでもどこでも単純作業を自動化できます。今回は、餃子の皮に餡を包む作業を2台で連携して行います。
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1台のコントローラで2台のスカラロボットを統合制御する「デュアルアーム制御機能」。チョコの箱詰めから蓋閉め作業を、高速動作と省スペースで実現しています。
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