株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖/以下、デンソーウェーブ)は、このたび、日立キャピタル株式会社(執行役社長兼CEO:川部誠治/以下、日立キャピタル)と株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野昌宏/以下、日立システムズ)の3社共同で、オフィス向けロボティクスソリューション「RPA&COBOTTA オフィス向け自動化支援」を開発しました。これは人協働ロボット「COBOTTA(1)」が書類に捺印し、書面を電子化する一連の業務を自動化するもので、2019年12月18日(水)~21日(土)に東京ビッグサイトで開催される「2019国際ロボット展」に出展します。
近年、日本の生産労働人口が減少局面にある中、従来よりも少ない人数で生産力を高めるための手段としてRPA(2)が注目を集めており、2021年度には市場規模が100億円規模になると予測されています(3)。一方でPRAの導入領域はオフィス業務の中でもパソコン操作やシステム上のオートメーション化が中心で、人的作業が発生する業務での導入は見送られるケースが発生していました。
こうした中、デンソーウェーブと日立キャピタル、日立システムズの3社は、人協働ロボット「COBOTTA」による人的作業代行とRPAツールによるデジタル作業の自動化を組み合わせたソリューションを開発しました。契約書などへの捺印と書面の電子化を人協働ロボット「COBOTTA」が自動で行うことにより、業務効率化・省人化、生産性向上というお客様のニーズにこたえ、オフィス業務の自動化に貢献し、働き方改革の推進をサポートします。今後はお客様のニーズに応じてRPAとCOBOTTAを組み合わせたシステムを開発し、順次バリエーションを追加する予定です。
デンソーウェーブはこれからも人協働ロボット導入の場を広げ、あらゆる場面での業務効率化・生産性向上に貢献してまいります。
■日立キャピタル株式会社 概要
■株式会社日立システムズ 概要