3.プログラムの作成
コーディング
プログラムソースを作成します。
コーディングには、市販のテキストエディタを使用します。
ビルド(コンパイルとリンク)
BHT-BASICコンパイラを使用して、プログラムソースをビルドし、BHTにダウンロードできる「ユーザプログラム」を生成します。
ビルドについて、以下の順に説明します。
詳細については、BHT-BASICプログラミングマニュアルの「第2章 開発環境と開発手順」を参照してください。
ビルドの手順
1. BHT-BASICコンパイラを起動してください。
2. [ファイル(F)]メニュー、[開く(O)]を選択し、[ファイルを開く]ダイアログボックスを表示させてください。
3. 作成したプログラムソースファイルを選択し、[開く(O)]をクリックして、ソースファイルを開いてください。
4. [ツール(T)]メニュー、[オプション(O)]を選択し、[オプションの設定]ダイアログを表示させてください。
5. 各オプションを指定します。
使用するBHTの機種に応じて、[使用言語]オプションを、下表のように指定してください。
機種 | [使用言語] |
---|---|
BHT-7000シリーズ BHT-7500シリーズ BHT-8000シリーズ BHT-100シリーズ |
BHT-BASIC3.6 |
BHT-300シリーズ BHT-500シリーズ |
BHT-BASIC4.0 |
この他のオプションも、目的に応じて指定する必要がありますが、まずは下図のように指定してください。
BHT-BASIC3.6を選択した場合、いくつかのオプションはグレーアウトされます。
6. [ビルド(B)]メニュー、[ビルド(B)]を選択し、ビルドを実行してください。
ビルド結果を確認する
ビルドが正常終了すると、「ビルドが正常に終了しました」と表示され、ユーザプログラム(拡張子:PD4またはPD3)が出力されます。ユーザプログラムのダウンロードへ進んでください。
コンパイラが文法エラーを検出すると、「コンパイルに失敗しました」と表示され、エラーメッセージファイル(拡張子:ERR)が出力されます。
エラーが発生した行番号とエラーコードから、エラーの要因をつきとめ、プログラムソースを修正してください。
文法エラーのエラーコードについては、BHT-BASICプログラミングマニュアルの「付録A2 コンパイルエラー」を参照してください。
コンパイラがフェータルエラーを検出すると、以下のような画面が表示されます。
エラーコードからエラーの要因をつきとめ、プログラムソースを修正してください。
フェータルエラーのエラーコードについては、BHT-BASICプログラミングマニュアルの「付録A2 コンパイルエラー」を参照してください。
複数のプログラムソースから一つのユーザプログラムを作成する
BHT-BASICでは、複数のプログラムソースから一つのユーザプログラムを作成することができます。
それには、プロジェクトファイルを作成し、使用するプログラムソースファイルを登録する必要があります。
プロジェクトファイルについては、ここでは説明しません。BHT-BASICプログラミングマニュアルを参照してください。