1. 開発に必要なもの
1.1. ハードウェア環境
バーコードハンディターミナル(BHT)(必須)
バーコード、二次元コードの両方に対応した BHT-300シリーズの他、携帯性に優れた BHT-8000シリーズ、無線LANに接続できるタイプ、Bluetooth®通信できるタイプなど、さまざまな機種が用意されていますので、用途にあわせて準備してください。
専用インタフェースケーブル
開発用PCからBHTへ、作成したプログラムをダウンロードしたり、リモートデバッグするためのインタフェースケーブルです。
BHT-BASIC4.0開発パックに同梱されています。
通信ユニット(CU)を使用して、プログラムをダウンロードすることはできますが、リモートデバッグすることはできません。リモートデバッガを使用するためには、専用インタフェースケーブルが必須です。
通信ユニット(CU)、及び、ホストPCとのインタフェースケーブル
BHTで、IrDAインタフェースを使用して、ファイルやデータなどをやりとりする場合に、使用します。
ホストPCとの通信インタフェースとしては、RS232C、USB、Ethernetなどが用意されていますので、用途にあわせて選択してください。
ホストPCとの接続には、インタフェースケーブルが必要です。
RS232Cインタフェースの場合、CUはDTEとして動作しますので、ホストPC(DTE)との接続にはクロスケーブルを使用してください。
その他、デバッグに必要な環境
ホストPC、無線LANアクセスポイント、Bluetoothモデムなど、実運用で使用するものと同等の環境を用意してください。
1.2. ソフトウェア環境
エディタ(必須)
アプリケーションプログラムをコーディングするために使用します。
Windowsのメモ帳など、市販のテキストエディタを用意してください。
BHT-BASICコンパイラ(必須)
コーディングされたプログラムソースをビルドし、中間言語形式の「ユーザプログラム」を生成します。
コンパイラは、BHT-BASIC4.0開発パックに含まれています。
現在販売しているのは、BHT-BASIC4.0コンパイラのみですが、BHT-BASIC3.6対応BHTの開発には、BHT-BASIC3.6コンパイラも使用できます。
転送ユーティリティ(必須)
開発用PCからBHTへ、コンパイルされたユーザプログラムをダウンロードします。
BHT-BASIC4.0転送ユーティリティは、BHT-BASIC4.0開発パックに含まれています。
現在販売しているのは、BHT-BASIC4.0転送ユーティリティのみですが、Ir転送ユーティリティC(It3cw32.exe)、転送ユーティリティ(Tu3w32.exe)も使用できます。
リモートデバッガ
BHT-BASICアプリケーションプログラムの開発をサポートするための統合開発ツールです。コーディングされたプログラムソースをビルドし、BHT上でのプログラムのリモートデバッグを行ないます。
リモートデバッガは、BHT-BASIC4.0開発パックに含まれています。
現在販売しているのは、BHT-BASIC4.0リモートデバッガのみですが、BHT-BASIC3.6対応BHTの開発には、BHT-BASICリモートデバッガ(BHT-BASIC3.6専用)も使用できます。