株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖)と、RFIDソフトウェアソリューション開発メーカーRFKeeper Ltd.(本社:イスラエル、CEO:Haim Bar-On)は、RFID技術を活用した店舗ソリューションの普及と拡大を目指し、業務提携契約を締結しました。
近年、アパレルを中心としたサプライチェーンや店舗運営において、業務効率の向上を目的にRFID技術を用いた改善が進んでいます。RFIDタグの低価格化も進み、全世界のRFIDタグ発行枚数は今後さらに急増すると予想されています。
こうした中、1980年代からRFID機器の開発に取り組んできたデンソーウェーブは、2018年には700枚/秒の世界トップクラスの読み取り速度を実現したRFIDリーダを開発するとともに、東京都港区浜松町にRFID専用ラボルーム(RFID co-LAB.)を開設し、ユーザーに向けて機器導入時のタグ読み取りのテスト環境を提供するなど、幅広い価値の提供をしてきました。
一方、RFKeeper Ltd.は欧州を中心とした世界市場で、IoTを活用してサプライチェーンを柔軟に繋いだリアルタイム商品管理を実現するプラットフォームおよびソフトウェアを開発し、アパレル店舗を中心とするユーザーに業務効率や顧客体験を向上するソリューションを提供してきました。
今回の業務提携により、両社はRFIDを中心としたソリューションを世界規模で提供し、サプライチェーン構築や店舗運営の効率化・利便性向上に貢献していきます。
今後もデンソーウェーブはRFID技術を活用した業務効率の向上を目指し、デジタル技術で新たな価値を生み出すことに取り組んでまいります。