株式会社デンソーウェーブ(代表取締役社長:中川 弘靖、以下「デンソーウェーブ」)は、2020年3月1日よりSMFLレンタル株式会社(代表取締役社長:八瀬 浩一朗、以下「SMFLレンタル」)の提供する機材レンタルサービスにおいて、RFIDスキャナー「SP1」のレンタル提供を開始しました。このサービスは3年間で10,000台の利用を見込んでいます。
RFIDは、電波を用いて商品情報を非接触で読み書きするシステムです。複数の商品を一括で、距離が離れていても、また箱などに収納したままでも読み込むことができるため、棚卸や検品作業を大幅に効率化することができます。昨今の人手不足への対応に加え、アパレル市場でのRFIDタグ活用やコンビニエンスストアでの商品管理の実証実験など、幅広い分野での活用が見込まれ、利用シーンも拡大しています。
こうした中、「システム導入にかかるイニシャルコストを抑えたい」、「定額料金でRFIDシステムを導入したい」というユーザーニーズにお応えするため、レンタルでのRFIDスキャナーの取り扱い開始を決定しました。導入時の機器およびシステムのセッティング代行やメンテナンス時の代替機提供など、SMFLレンタルが提供するレンタルならではの付加価値の高いサービスを提供していきます。また将来的に、デンソーウェーブが提供する定額制のアプリケーションソフトを同梱し、ソフト・ハード両輪でのサブスクリプションサービスでの提供を目指します。更に、今般のRFIDスキャナのレンタルと既に物流業界向けで手掛けている無人搬送台車などロボットのレンタルを組み合わせることで、在庫管理や棚卸に関わる作業効率を大幅に改善する新たなサービスの提供を検討していきます。
レンタルでの提供は、機械・機器・器具の使用だけでなく、作業の効率化や合理化に資する様々なサポートサービスを付加することが可能です。デンソーウェーブとSMFLレンタルでは、RFID技術の利活用を促進し、多方面の効率化に貢献し、ユーザーに最適なサービスやソリューションを提供していきます。