このたびデンソーウェーブは、一般社団法人科学技術と経済の会(会長:遠藤信博(日本電気株式会社会長) 略称:JATES)が主催する、第8回技術経営・イノベーション大賞において、弊社が開発したQRコードが内閣総理大臣賞を受賞いたしました。
本大賞は、わが国経済の活性化のために世の中を変革する優れたイノベーション事例を表彰し、そのプロセスを産業人が学ぶことによってわが国におけるイノベーションの推進をはかろうとするもので、2012年度より毎年行われています。
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受賞の理由として、標準化と特許の無償開放で技術の普及をはかり、今日のIT社会で欠かせない情報の認識・入力方法となっている点や、開発後も読取り性能の向上、セキュリティ機能の向上、複製防止コードの開発など技術開発が行われてきた点が認められ、今日のデータ・情報化社会のグローバルなインフラとなった社会的意義の大きな事業であると高く評価されました。
QRコードは、デンソーウェーブ(開発当時は株式会社デンソー)が1994年に開発しました。QRコードは、バーコードに比べて格納できる情報量は約200倍の数字7,089桁が扱え、記録密度も約40倍にでき、さらにコード面積の30%が汚れ破損しても正確に読取る事ができます。QRコードの最大の特長は高速読取りで、この特長から「Quick Response」の頭文字を取ってQRコードと命名されました。
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デンソーウェーブはこれからも社会の課題解決を目指し、自社技術で貢献してまいります。