実行エラー11hは、BASICステートメントや関数の実行に使われる作業メモリ(アプリケーションスタック)が 無くなった時に発生し、発生要因としては、以下が考えられます。
特に、このエラーは、再帰的にユーザ定義関数を呼び出したり、関数からのエラートラップ時に関数に戻っていない、といった、実行経路異常により、異常なネスト、ローカル変数の未開放が発生して、起きる可能性が考えられます。エラー発生箇所(ERLアドレス)までの実行経路を、十分に見直してください。
実行エラー07hとの差異は、07hはBHT-BASICが管理できる最大ネスト段数を超えた場合に発生し、11hは最大段数に達する前にスタックメモリが足りなくなった場合に発生するという点です。