BHTには、BHT-BHT間でのファイル一括転送機能がサポートされています。
同じ設定のBHTを複数台準備することが簡単にできます。
1) 機能概要
- ・送信側のBHTに存在するプログラム及びデータファイルをすべて転送
- ・送信側のBHTのシステム情報を転送し、受信側のBHTを同じ設定に変更
2) 転送方法
- 1.BHTを直接クロスケーブルで接続するか、またはCU同士をクロスケーブルで接続します。
BHT同士を向かい合わせる(光通信部を向きあわせる)ことによって、通信させることもできます。ただし、動作の保証はしておりま
- せん。
- 2.送信側BHTのアップロード画面で、「HTHT COPY」を選択する。
- 3.受信側BHTのダウンロード画面で、「HTHT COPY」を選択する。
- 4.個々のファイル転送は、通常のアップロード/ダウンロードと同じ表示ですべての転送が終了するとブザー音が鳴り、[**completed**]と
- 表示され終了となります。
3) 制限事項
- ・送信側、受信側BHT共に、通信プロトコルオプションのフィールド末尾のスペース(FIELD SPACE)を「無視する(Ignore)」に設定し
- て、転送してください。デフォルトは「無視する(Ignore)」に設定されています。
- ・異なるモデル(シリーズ、メモリ容量)間での転送はできません。
- ・受信側のBHTに同じファイルが存在した時には上書きされます。
- ・システム情報を転送するために、送信側及び受信側のBHT共ファイル1個が作成できる空き領域(ディレクトリ1個,クラスタ1個
- (4K/8Kバイト))を必要とします。
詳細については、各製品の取扱説明書をご覧ください。