一度の読み取りで、文字データと画像データの両方がスキャン※1できる
パスポートスキャナー「FC1-QOPU」を発売
~ ホテルや旅館などで増える訪日観光客のチェックインをスピーディに対応 ~
株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖)は、このたび、読み取り面にパスポートを一回かざすだけで、パスポートの文字データの読み取りと同時に、画像データも取得することができるパスポートスキャナー「FC1-QOPU(エフシーワン キューオーピーユー、以下FC1」を、2017年9月より発売します。
「FC1」は、パスポートの文字データと画像データの読み取りの他に、QRコード®※2やバーコードの読み取りにも対応しており、幅広いサービスに活用することができます。本体サイズは業界最小クラスで、パスポートを広げた時のサイズとほぼ同程度のコンパクトサイズを実現しました。ACアダプターが不要なUSBバスパワー駆動とあわせ、ホテルのカウンターに据え置きしても邪魔にならず、セルフチェックイン端末などへの組み込みも容易です。
デンソーウェーブはこれまで、ハンディーターミナルで培った文字認識技術を生かし、2015年にはデンソーウェーブ初のパスポートスキャナー(QK30-OP-U)を発売し、特に小売店における免税対応として広く採用されてきました。今回発売する「FC1」は、従来のパスポート文字データの読み取りにプラスして画像データも取得可能になり、ホテルや旅館で外国人の宿泊の際に義務付けられている「旅券の写しの保存」に対応できるようになりました。
国土交通省 観光庁発表の「平成28年 宿泊旅行統計調査(確定値)」によると、外国人延べ宿泊者数は年々増加し、2016年には6,939万人(前年比+5.8%)となり、調査開始以来最高値であったと発表がありました。2020年の東京オリンピック開催もあり、益々訪日観光客が増えると予想されています。FC1を使用することで、お客様をお待たせさせることなく、スムーズなチェックインをご提供できると考えています。
なおデンソーウェーブは、9月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「第19回自動認識総合展」に出展し、「FC1」も出品します。(デンソーウェーブブース:東6ホール A-81)
製品名:FC1-QOPU(エフシーワン キューオーピーユー)
サイズ:W 135mm×H 99mm×D 112mm / 質量315g(ケーブル除く)
価格:オープン価格
読み取り面にパスポートをかざすだけで、文字データと画像データの両方が一度に取り込めます。読み取り方も簡単なので、初めての方でも安心。宿泊施設のチェックイン業務に最適。
2. 多彩な読み取り性能
プリント用紙や液晶画面に表示されたQRコード®やバーコードの読み取りにも対応。パスポートスキャナー以外のサービスとしても広く活用いただくことが可能です。
パスポートを広げた時のサイズとほぼ同程度のコンパクトサイズを実現。USBバスパワー駆動により、ACアダプターが不要となり、カウンター据え置きやセルフチェックイン端末などへの組み込みも容易です。
4. 簡単設定ツールをご用意
設定用ソフト「Scanner Setting OCR」を使えば、各種設定が簡単に行えます。一括設定QRを生成すればスキャナーにコードを読ませるだけですべての設定をすぐに反映することができます。
◇販売に関するお問合せ先
株式会社デンソーウェーブ カスタマーサービス部 AUTO-IDエンジニアリング室 フリーダイヤル Tel:0120-585-271
受付時間 9:10~12:00 13:00~17:30(土日・祝日を除く)
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