社員とともに

  • 社員尊重
  • 次世代育成推進
  • 女性活躍推進
  • 安全衛生
  • 健康宣言

社員尊重

基本的な考え方

『デンソーグループ企業行動宣言』では、社員を大切にして、個々人が生き生きとして働けるよう努めることを約束しており、そのための人事制度・仕組みづくりに取り組んでいます。

具体的な取り組み

  • 1)階層別教育の充実

    能力伸展と節目ごとに求められる役割の認識をより一層促進するために階層別教育の充実を図っています。

  • 2)社員の意識調査

    社員の満足度を高めるため、「社員の意識調査」を通じて、社員の仕事に対する意欲や上司・職場に対する満足度などを把握し、管理者にフィードバックすることで職場の自律的改善を促すとともに、人事諸施策の検討にも活用しています。

  • 3)社員会

    全社員が一丸となって、自発的・積極的に事業活動に参画する会社をめざし、明るく働くことができる職場づくりと社員間のコミュニケーション向上を目的とした組織で、各職場から委員を選出し、ボウリング大会といったイベントの企画、社員からの意見収集、有給休暇取得活動等を推進しています。

次世代育成支援

基本的な考え方

『デンソーグループ企業行動宣言』では、社員を大切にして、個々人が生き生きとして働けるよう努めることを約束しており、そのための人事制度・仕組みづくりに取り組んでいます。

具体的な取り組み

1)愛知県ファミリー・フレンドリー企業登録(次世代育成支援推進法行動計画)

社員が仕事と生活の調和を図ることができるよう積極的に取り組んでおり、ワーク・ライフ・バランスの実現に取り組む企業として愛知県に登録しています。

①計画期間
2020年4月1日~2025年3月31日

②行動計画

目標1:育児休業期間中の代替要員の確保
対策:育児休業期間中に代替要員を配置し、育児休業後における職場復帰をしやすい環境にする取組みを継続

目標2:社員の子供が職場を見学できる「ファミリーデー」の継続実施
対策:多くの社員の子供が参加できるように、内容を工夫し、さらなる充実を図る

  • 愛知県ファミリー・フレンドリー・マーク
  • ファミリーデー開催の様子
  • ファミリーデー開催の様子

目標3:短時間勤務制度の定着促進の継続
対策:育児のための短時間勤務制度の周知を図り、それが定着するよう継続推進

2)育児支援制度

デンソーウェーブでは、社員が育児をしながら安心して働けるよう、法定以上の育児支援制度を整備しております。 男女ともに、仕事と育児が両立できる職場環境づくりを目指します。

育児休業取得率

  2021年度 2022年度
女性 100.0% 100.0%
男性 36.2% 71.4%

育児支援制度例

配偶者出産公休 5日
育児休業 最大3年間(子が小学校を卒業するまで)
育児短時間勤務 最大4年間(子が小学校を卒業するまで)

女性活躍推進

基本的な考え方

『デンソーグループ企業行動宣言』では、社員を大切にして、個々人が生き生きとして働けるよう努めることを約束しており、そのための人事制度・仕組みづくりに取り組んでいます。

具体的な取り組み

1)女性の活躍推進法にもとづく行動計画

女性がより活躍できる雇用環境の整備を行うため、行動計画を策定、実践しています

〔計画期間〕
・2020年4月1日~2025年3月31日

〔当社の課題〕
・管理職に占める女性の割合が低い
・総合職女性の勤続年数が男性に比べて短く、管理職候補となる社員が少ない
・新卒採用に占める女性の割合が低い

〔目標〕
・新卒採用時の女性比率を事務系30%以上、技術系5%以上、技能職5%以上を目指す
・女性の勤続年数を2025年までに男性の85%の割合にする
(2020年時点 … 男性:13.3年、女性:10.7年)

〔取組み内容〕

テーマ 内容
取組1
新卒採用時の女性の採用を強化する
・2020年4月~説明会などで女性社員の仕事や働き方を紹介し、情報発信する
・女性社員による懇談会等を実施し、応募者との接点を増やす
取組2
働きやすくキャリアを積み重ねられる環境づくりを目指す
・テレワーク制度の導入(2020年4月)と実施率の向上
・有休取得促進活動
・計画ローテーションの促進

 

安全衛生

基本的な考え方

事業基盤の確立のためには,安全衛生管理の向上は必要不可欠です。
㈱デンソーが制定した「安全衛生環境基本理念」(1969年)に基づき、「安全ではたらきやすい職場づくりこそ、人間尊重と高生産性を両立させ得る最善策」という方針のもと、安全衛生の継続的な向上に取り組んでいます。

1.安全衛生環境基本理念

人は働くことによって生命を失うことはもとより、健康・身体機能を損なうことがあってはならない。

  1. 1.安全で働きやすい職場づくりこそ、人間尊重と高生産性を両立させ得る最善策であることを徹底する。
  2. 2.国内外のすべての事業活動において、地球環境の保全、生態系や資源保護に配慮すると共に、環境保全を通じ、地域社会との共生に努める。
  3. 3.これらの活動は、各機能、各職制および職場の一人ひとりが創意と工夫を結集し、全員参加で行う。
2.基本理念実践のための行動指針
デンソー安全衛生環境基準
  1. 1.安全・健康は事業活動を行っていく上での前提条件であり、一人ひとりが「安全最優先」で行動することを徹底する。
  2. 2.法令、会社規程及びDAS*を順守する。
  3. 3.安全衛生環境マネジメントシステムを確実に運用し、安全で働きやすい職場の維持・向上、並びに環境保全への取り組みを継続的に進める。
  4. 4.環境保全活動には、技術開発、工場運営並びに社員一人ひとりの行動にわたり“環境との調和ある成長・豊かな循環型社会の構築”に貢献するように取り組む。
  5. 5.地域のより良い未来づくりのために、社会の共感を得られる活動を、独自に又は地域社会と協力して取り組む。
  6. 6.一人ひとりの創意と工夫を活かした改善活動など、「ゼロ災害・事故」を目指して、全員参加による安全衛生環境活動を積極的に進める。

推進体制

技術担当役員を委員長とする安全衛生環境委員会を毎月開催し、安全衛生の取組みとともに、環境に関わる方針、目標を設定し、重点活動・施策の審議とフォローアップを行っています。

 
*デンソー安全衛生環境基準

健康宣言

デンソーウェーブ健康宣言

デンソーウェーブでは、社員一人一人が健康で個々の能力を発揮できることにより、会社が更に活性化すると考えます。 健康と安全を優先して働く意識を醸成し、社員一人一人が安心して、健康に働けることでより一層活気に満ちた会社を作り、社会の生産性向上により一層努めることをここに宣言します。

2021年4月1日
株式会社デンソーウェーブ
代表取締役社長 相良隆義

重点健康施策

健康意識の向上

社員の健康意識を向上させ、従業員が自主的に健康維持・促進できるような病気の予防に力を入れた活動を行います。

心と体の健康づくり

メンタルヘルスケアの更なる充実と、生活習慣病への対策を行うことで、心身ともに健康に働くことのできる職場作りを目指します。

働きやすい環境づくり

従業員がパフォーマンスを最大限に発揮するとともに、より豊かな生活を営めるような働きやすい環境づくりに取り組みます。

推進体制

株式会社デンソー、株式会社デンソー健康推進部、並びにデンソー健康保険組合と連携しながら、安全衛生環境委員会を通じて、従業員が健康でイキイキと働ける会社を目指し健康増進に取り組んでいます。

戦略マップ

健康経営で解決したい経営課題について、期待する効果や具体的な取り組みを、戦略マップとして可視化しております。

健康経営に関する戦略マップ(PDF)

健康増進施策

(1)健診受診

  1. ・定期健康診断は毎年100%の受診
  2. ・高血圧、糖尿病、脂質異常症の要治療者に対して医療機関への受診を勧奨
年度 2019 2020 2021 2022
定期健康診断受診率 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%
要治療者医療機関受診率 - - 68.5% 60.0%

(2)喫煙対策

  1. ・就業時間内(昼休みを除く)の喫煙不可
  2. ・建屋内完全禁煙とし、喫煙所を屋外喫煙所1か所のみに限定
  3. ・2021年度より構内の紙たばこ禁止
年度 2019 2020 2021 2022
喫煙率 18.3% 18.4% 15.6% 15.4%

(3)メンタルヘルス対策

  1. ・ストレスチェックの全社員受検と、職場への改善点のフィードバック等の事後フォローの徹底を目指しております
年度 2019 2020 2021 2022
実施率 97.3% 95.9% 96.7% 98.1%

 

認定状況

デンソーウェーブでは、社員一人一人が安心して、健康に働くことのできる環境作りと、健康増進活動への取り組みが評価され、「健康経営優良法人(大規模法人)」に3年連続で認定されました。