社会への責任

  • 品質方針
  • 情報セキュリティ
  • リチウムイオン電池輸送
  • カスタマーサービス

品質方針

基本的な考え方

『デンソーグループ企業行動宣言』では、お客様に信頼され、ご満足いただける安全・高品質な商品を提供することを約束しており、お客様第一の製品づくりを進めています。そして、品質保証の基本方針として「お客様の立場に立った最適品質の追求、源流段階での品質保証、全員参加による品質管理の推進」を掲げています。また、営業・技術の各部署がお客様から収集した情報をもとに、品質・コスト・納期ともにお客様満足を高める継続的改善に努めています。

品質保証の基本方針

品質方針

1.お客様の立場に立った最適品質の追求
2.源流段階での品質保証
3.全員参加による品質管理の推進
より具体的には、高品質な製品をタイムリーにお客様に提供するために、以下の活動をする。
・様々な製品の用途に応じた最適な品質を作り込む。
・自動車部品で培ったデンソーの品質思想と管理手法を継続、踏襲する。
・品質マネジメントシステムを継続的に改善する。

推進体制

トップ参画の下、デンソーで培ったTQM(Total Quali ty Management )活動を基に推進

1)お客様のニーズに応える製品保証体制

デンソーウェーブでは、世界各地域のお客様にその地域特性に応じた最適製品を提供するために、日本・米国・ドイツ・タイ・中国・台湾・インドネシアに営業拠点を設置し、グローバル体制を整えています。
なお、デンソーウェーブは、品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001 2015年版の認証取得を一部の製品で完了しています。
ISO 9001では、品質マネジメントシステムに対する要求事項を規定しています。
規格では、継続的改善プロセスに関して、継続的にさらなる成長を提供する管理サーキットを要求しています。

ISO9001 : 2015年版認証取得
認証機関 テュフ・ラインランド・ジャパン株式会社
認証規格 ISO9001 : 2015
登録認証番号 01 100 1534345
認証登録範囲 ・ロボット製品及び IoT 製品(FA プロダクト事業製品)の設計・開発、製造、製造マネジメント、販売、サービス、サービスマネジメント
・システムソリューション製品(ソリューション事業製品)の設計・開発、製造、製造マネジメント、販売、サービスマネジメント
・AUTO-ID 製品及び制御機器製品(エッジプロダクト事業製品)の設計・開発、設計・開発マネジメント、製造、製造マネジメント、販売、サービスマネジメント

2)品質管理

新製品の品質保証では、品質管理や生産技術などの専門部署も一体となって製品完成度や品質リスクを見える化し、品質を厳しくチェックしています。

具体的な取り組み

1) 安全性確保を最優先に捉えた製品づくり

デンソーウェーブは、お客様の安全性確保を最優先に捉えた製品づくりを推進しています。
機能部門では、製品企画から生産・出荷までの実施要領と責任部署を明確にするとともに、法規制の順守を厳しく確認しています。
特に新製品の立ち上げ時には、責任部署に対して社内規程に基づく安全性評価や法規制に対する確認結果の報告を義務付けています。

2)教育・訓練・啓発活動

デンソーウェーブは「人づくり」こそ事業の基盤と位置付け、体系的・継続的に技術者・技能者を育成するとともに、触れて体得する実践教育・訓練などを通じて、デンソー流モノづくりの伝承を図っています。

◎教育・訓練・啓発活動
・デンソーグループとして国内外グループ会社でも受講できるe-ラーニングを実施しております。

◎自主/相互研鑽・情報共有
・各職場単位でのQCサークル活動(製造現場)
・国内外グループ会社や仕入先が参加し、活動成果を共有する「全社QCサークル大会」への参加など

 

情報セキュリティ

情報セキュリティ基本方針

デンソーウェーブにとって情報資産(お預かりした情報、蓄積した情報など)はビジネス活動を安定的に継続し、社会の発展に寄与していくための源泉として重要であり、また情報セキュリティ事故を未然に防止することは、社会的な責務でもあります。
その責務を果たすために、デンソーウェーブは情報セキュリティ基本方針を策定しました。

1. 目的

デンソーウェーブは、以下を目的とし、情報セキュリティ対策の向上に努めます。

  • (1) お客様から得られた情報資産(個人情報等)やデンソーウェーブの情報資産(技術情報等)を保護し、漏洩・消去・破壊・改ざんを防ぐこと
  • (2) 私たちが提供する製品をサイバー攻撃から守り、お客様に安心して使っていただくこと

2. 管理体制の構築

  • (1) CISO(最高情報セキュリティ責任者)のもと、情報セキュリティ活動を統括する情報セキュリティ委員会を設置しています。
  • (2) 情報セキュリティ委員会は、情報セキュリティ向上の仕組み構築および継続的改善、インシデント発生時への対応に取り組みます。

※ CISO … Chief Information Security Officer
※ CSIRT … Computer Security Incident Response Team
※ PSIRT … Product Security Incident Response Team

3. 対策のための資源確保

  • (1) 情報セキュリティ対策に必要な経営資源(予算、人材)を確保します。
  • (2) 人材については、セキュリティ担当者向けの教育を実施し、一般従業員向けには啓蒙活動を行ないます。

4. 情報セキュリティ対策

  • (1) 人為的ミスによる機密漏洩、サイバーテロ(対情報システム)、サイバーテロ(対製品)を情報セキュリティ上のリスク項目として定義し、リスク低減に取り組みます。
  • (2) その活動の責任者を情報セキュリティ委員会にて決め、その責任者は年初にリスク低減活動の年度目標と取り組み計画を策定します。
  • (3) 取り組み状況は情報セキュリティ委員会で毎月報告し、出された意見を基に活動内容に反映させます。

5. リスクに対する仕組みの構築

  • (1) 情報セキュリティに関する社内規程を策定し、情報セキュリティに関する法令とともに全社員へ周知徹底します。
  • (2) 社内ネットワークへの不正アクセスを防止するための仕組みを構築し、常に最新の状態を保ち、情報資産の機密性・完全性・可用性を確保します。
  • (3) 製品のセキュリティ向上のため、開発過程で脆弱性をなくすための処置をします。製品をリリース後も最新の脆弱性情報を確認して、必要な処置をします。

6. インシデント発生時の緊急対応・復旧体制の整備

  • (1) インシデント発生時の初動対応から対策・復旧処置までの対応方針を策定します。その中で規定した内容に沿って体制を作り、対応を進めます。

7. サプライチェーン全体の対策及び状況把握

  • (1) 仕入先や外部委託業者にも、ウェーブの情報セキュリティに関する方針を周知し、情報セキュリティ体制の構築と向上をお願いします。

8.攻撃情報の入手とその有効活用及び提供

  • (1) 情報セキュリティに関する積極的な情報入手と情報提供を行います。

制定日 2023年4月1日
株式会社デンソーウェーブ
代表取締役社長 相良隆義

ISMS 認証取得

当社は、第三者であるISMS認証機関の適合性審査により、情報セキュリティマネジメントシステム「JIS Q27001 : 2014(ISO/IEC 27001 : 2013)」、クラウドセキュリティ「JIP-ISMS517-1.0」の認証を取得しております。

クラウドサービスを含む決済端末及び認証機器ビジネス及び産業用制御機器製品の設計・開発・保守(以下、「当業務」とする)にとって情報資産(お預かりした情報、蓄積した情報など)はビジネス活動を安定的に継続し、社会の発展に寄与していくための源泉として重要な資産であり、また情報セキュリティ事故を未然に防止することは、社会的な責務でもある。

当業務に携わる組織(以下、「当組織」とする)は、情報セキュリティ上の脅威から情報資産を保護するために、情報資産を正確かつ安全に取り扱い、社会の信頼に応えていくことをここに宣言する。

  • 1. 当組織は、重要な情報資産の機密性、完全性、可用性の確保に努める
  • 2. 当組織は、契約での取決め、および法令を遵守する
  • 3. 当組織は、情報セキュリティを確立するための諸施策を確実に実施する
  • 4. 当組織の情報資産の利用・運用に係る全要員は、情報セキュリティ関連規則を遵守する

2023年4月12日
株式会社デンソーウェーブ
執行役員 水越 宏明

認証取得の概要

  ISMS認証実績 クラウドセキュリティ認証実績
認証規格 JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013) JIP-ISMS517-1.0
登録番号 ICMS-SR0113 Cloud-SR0113
適用範囲 クラウドサービスを含む決済端末及び認証機器ビジネス及び産業用制御機器製品の設計・開発・保守
上記業務に関わる情報セキュリティマネジメント
・Qプラットフォーム(R)、Q-revo(R)サービス(Q-revo protection(TM)、Q-revo reception(TM))、端末管理センター、Device Management Systemのクラウドサービスプロバイダとしての提供
・Microsoft Azure のクラウドサービスカスタマとしての利用
上記業務に関わるクラウドセキュリティマネジメント
適用部門 適用部門詳細はこちらを参照ください。

リチウムイオン電池輸送

 

リチウムイオン電池、リチウム金属電池の取り扱いについて

リチウム電池の輸送に関しましては、国連勧告、IATA(国際航空運送協会)危険物規則書、IMDG Code(国際海上危険物規則)ならびに各国の法律等で規制されております。
弊社製品に使用しているリチウム電池も対象となり、規制への対応は荷主様の責任となりますので、対象製品の航空機輸送および海上輸送の際は、あらかじめ輸送会社にご確認いただき、適切な対応をしていただきますようお願いいたします。

また、国や地域によっては鉄道や陸上輸送なども規制されている場合がございますので、同様の対応をお願いいたします。

この件に関するお問合せは

自動認識お問合せ

産業用ロボットお問合せ

カスタマーサービス

基本的な考え方

デンソーウェーブでは、「製品とサービスは一体」というポリシーのもと、製品品質の追求だけでなく、ご愛用いただくお客様視点での最善のサービスを念頭に、下記2つを基本にグローバルにサービスを展開しています。

  • (1)万一故障が発生しても、速やかに、正確で、かつ適正価格で修理する
    →「安心して使える商品」を提供

  • (2)お客様の声を製品の開発・改良に反映させ、お客様の「不満」を「うれしさ」に変える
    →「より良い製品」を提供

デンソーウェーブのサービス活動

デンソーウェーブでは、製品作りから市場までのサイクルに品質情報と市場ニーズを常にフィードバックしています。

推進体制

デンソーウェーブのグローバルサービス体制

デンソーウェーブでは、全世界のお客様に対し、いつでも、どの地域でも満足の得られるサービスの提供をめざし、お客様のニーズに応えられるグローバルなサービス体制の整備を進めています。

<例:グローバルサービスネットワーク>

個人情報の保護について

デンソーウェーブでは、「個人情報保護方針」を定め、個人情報の漏洩、流用、改竄等を防止するために厳重な管理に努めております。

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