Vol.1 マレーシアに工場ができる!

この事業部関連情報のコーナーでは、当事業のトピックスや事業環境、メンバー紹介などを著者のつれづれなるままに私的な思いを含めてご紹介していきます。ご興味のある方、お付き合いください。

Vol.1 マレーシアに工場ができる!

マレーシアに工場ができる!

当時の課長だったK氏から「マレーシアに電子工場を作る!」と言われたとき、「えーっ?マレーシアってリゾート地じゃないの???」と聞き返したのははや8年前。「みんなでマレーシアプロジェクトを成功させよう」と声高らかに海外赴任して行ったK氏。マレーシアという異文化での工場立ち上げは苦労も一入だったようです。現在では、制御機器事業の主要工場となっています。

ここでマレーシアについて簡単にご紹介します。東南アジアの中心に位置するマレーシアは、マレー半島とボルネオ島から成り立っています。 人口約2,000万人で、マレー系、中国系、インド系そして多数の部族に分けられる先住民で構成される多民族国家です。法律で宗教の自由が許されていますが、イスラム教が連邦の宗教として定められています。

産業では電気機械を中心とした製造業、天然ゴムなどの農林業、錫や原油などの鉱業が盛んです。忘れてならないのは観光業。近年「憧れのリ ゾート」なんてタイトルの雑誌が数々出版され、そこにはマレーシア独特の文化を盛り込み、大自然を生かして設計されたホテルが大きく紹介されてます。

ピューター

マレーシア工場出張者からいただいた著者お気に入りのピューター(Royal Selangor社製の錫製品)


さて、話は戻りマレーシア工場

Pray Room

この工場には、マレーシアの文化や従業員を大切にした設備が随所に見受けられます。従業員の半数以上がマレー系部族ということもあり、施設内にはイスラム教徒向けにさまざまな気遣いがあります。お祈りをささげる小さなモスク(通称Pray Room)や、お祈り前に体をお清めする流し場 (日本人が神社をお参りする前に手を洗うのと同じ行動です)など、1日5回お祈りをささげるイスラム教徒にとって、神様を大切にするための環境が整っているわけです。

工場内イメージ

またイスラム教徒と言えば、私のような凡人が真っ先に思い浮かべるのが、女性の被るスカーフ。マレーシア工場内でもスカーフを被った従業 員の姿が多く見受けられます。色とりどりのスカーフ姿に「南国なんだなぁ~」と実感します。電子機械組み立て作業に携わる従業員は、静電用の制服着用が義務付けられています。そこでイスラム教徒の女性たちには、静電布を利用したスカーフが支給されています。製品品質保持のため、細心の注意を払われているわけです。

食堂イメージ

食堂のメニューもマレーシアの食生活を大きく反映しています。日本人スタッフには味の違いがわからない数種類のカレーを中心に、さまざまなメニューが毎日並びます。アジア料理が大好きな私にとって、会社の食堂で手軽に楽しめるなんて、たまらない情報です。

著者:制御機器事業部 E.K