〜デジタルによる効率的な一元管理で自治体DXに貢献。第1弾は福島県から〜
株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:相良隆義、以下デンソーウェーブ)は株式会社ピアトゥー(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉田真志、以下ピアトゥー)と、各都道府県の地域創生を目的として実施する自治体観光事業のデジタル化・DXに向けて、QRコード®(1)を活用した観光事業支援システム「宿割+ちいきクーポンシステム」をリリースします。
このシステムは、自治体が実施する宿割/県民割キャンペーン等の観光事業支援にあたって、システムによる一元的な予算と実績の管理と補助金給付管理、及び、宿泊施設の受付業務の効率化や周辺の加盟店で利用できる地域クーポンの発行管理業務の簡素化を実現し、支援元の自治体と宿泊施設の業務効率化と地域全体への経済効果波及の推進に貢献します。第1弾として、福島県の観光周遊宿泊支援対策事業「福島県 県民割プラス(2)」に採用され、2021年10月4日から活用が開始されます。
デンソーウェーブとピアトゥーは、観光事業を支援する自治体DXへの貢献と宿泊施設の支援を目指し、このシステムを開発しました。このシステムは事業支援元の自治体、または事務局業務を受託している企業などで利用を想定しており、蓄積データ利活用による実施施策の効果測定にも貢献します。令和2年12月の総務省「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」の発表など、自治体DXへ関心が高まる中で、今後は全国の地方自治体での採用・活用推進、及び、観光業のみならず、地域振興を目的とした多様なクーポン管理業務などへ展開を見込んでいます。
デンソーウェーブは、これからも自社で培ったQRコードの技術及び観光業界におけるデジタル活用や直販推進の知見・経験を活用して、自治体DXの推進及び観光事業支援を通じた地方創生、社会の課題解決に貢献してまいります。
株式会社 ピアトゥー 会社概要