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デンソーウェーブ、NECとつくば市による市民窓口業務改革の共同研究に非公開情報を搭載できるQRコード「SQRC」を提供 〜進化したQRコードで業務効率化と個人情報保護の両立に貢献!〜

2020.01.20

株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖)は、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長兼CEO:新野隆、以下NEC)とつくば市が1月21日より開始する市民窓口業務改革に向けた共同研究において、転入届をデジタル申請する技術として、個人情報などの秘匿情報を非公開にして搭載できるQRコード「SQRC(エスキューアールシー)(1)」を提供します。SQRCとは、情報を公開エリア・非公開エリアに区別してコード化できる進化したQRコードで、非公開エリアの情報は特殊設定をした専用リーダーでのみ読み取りが可能です。現在では電子チケットや金融機関などで導入が進んでいます。

 

つくば市では、「つくばイノベーションスイッチ」(2)として、NECと協力し、転入届のデジタル化に向けた実証実験を行っています。NECが提供する「窓口改善ソリューション」(3)により、申請者が各自のスマートフォンなどから届け出をWEBで入力すると、申請内容がSQRCに変換・配信されます。申請者は市役所窓口に設置された端末にSQRCをかざし、タブレット端末上で申請内容を確認することで申請が完了します。これにより市役所窓口の混雑緩和・待ち時間の減少、ペーパーレス化・職員の手入力時間の削減が期待されています。

 

このソリューションでは、デンソーウェーブが提供するSQRCを採用することにより、特定の機器でのみ個人情報の読み取りが可能になりました。見た目は通常のQRコードと区別がつかないため、非公開情報の存在も分からず偽造や改ざんを防止できます。また、データの暗号化や復号化の必要もないため、システムの簡素化にも貢献しています。



 

SQRCについて 詳しくはこちら



 

デンソーウェーブはこれからも、自社で培った技術を活用し、社会の課題解決に貢献してまいります。

参考資料


  1. 1.QRコード®およびSQRC®は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
  2. 2.つくばイノベーションスイッチについて 詳しくはこちら
  3. 3.NECが提供する窓口改善ソリューションについて 詳しくはこちら

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