ORiN3 Runtime（オラインスリー ランタイム）は、データ通信規格の壁を越えて、
設備や機器をつなぎシステムを統合する標準ミドルウェア仕様「ORiN Version3」を実用化した「データ統合ミドルウェア」です。

ORiN3 Runtimeを活用することで、あらゆるメーカや機種の違いを越えた設備の制御や機器の情報を収集するアプリケーションを、汎用プログラミング言語（C#、Python、C++、Javaなど）で開発可能です。

マルチプラットフォーム対応

ORiN3 は .NET8 に対応しており、Windows だけでなく、
Ubuntu やRaspberry Pi OSなどの Linuxに対応しています。

また、コンテナ仮想環境（Docker）での実行に対応しており、
ユーザーの開発環境に合わせた開発ツールの選択が可能です。

マイクロサービスアーキテクチャ対応

独立した複数のモジュールで構成されており、
様々なハードウェア要件に対応可能です。この構造により、
幅広い要件に対応したシステム構築が可能で、
安定性と柔軟性が向上しています。

■各サービスを独立して実行できるため、負荷状況に応じて
必要なサービスの迅速な立上げや停止が可能です。

■独立したモジュール構成により、部分的な障害や新規
　サービスの入れ替えがあっても全体を停止させることなく
　動作を継続でき、安定した運用を実現します。

■1つの作業を複数端末で並列実行できるため、システム全体の
　性能向上を実現します。