
人・モノ・設備が複雑に関わりながら商品は形になっていきます。そうした複雑な状況を紐解き、把握するところから製造DXは始まります。現場業務DXは、生産性向上、人材不足の解消、情報共有の促進、そして競争力の強化といった製造DXのその先にある真価にたどりつきます。


現場業務DXは、50年以上も前から自動認識業界を主導するデンソーウェーブの技術力と、自社工場の現場で培ったノウハウが詰まった賜物です。例えば、データを吸い上げる口もない設備には、シグナルランプの点滅をセンサーで検知することでデータ収集に成功しました。試行錯誤の末にようやくたどり着いたソリューションを提供します。
現場業務DXの基盤は、多種多様なFA機器とつながり、収集したデータを自由に加工・連携ができるデータ統合ソフトウェア「IoT Data Share」です。必要な工程から部分的にデータ活用を始めることができ、その範囲を徐々に広げていくことで、最終的には工場全体の設備やシステムがシームレスにつながる未来を実現します。

何のためにDXするのだろうか。莫大な初期投資に対して、その恩恵が得られるのはいつになるのだろうか。現場業務DXは、現場ごとの業務効率化を実現しながら、データを吸い上げる体系を同時に構築します。DXの恩恵を実感しながら推進できる、言わば、実利先行型のDX推進ソリューションです。