従来のQRコード偽造・改ざん防止技術に、“複製“防止機能を備えた新QRコード技術を発表

[ 2012.02.27 ]

株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、 社長:柵木充彦)は、QRコードをはじめとする光学的読み取り媒体の弱点であった複製・偽造・改ざんを防止する新しいQRコード技術を開発しました。

【新QRコードの特徴】

■従来の偽造・改ざん防止技術に特殊インクを塗布し“複製”の防止も可能に
 デンソーウェーブはこれまでも、2007年に従来のQRコードに特定のスキャナでないと読み取れない非公開エリアを持った「SQRC(エスキューアールシー)」を開発し、QRコードの偽造・改ざん防止を実現してきました。
今回開発した複製防止QRコードは、媒体に印字されたSQRCの上に更に特殊なインクを塗布することにより、複写機・スキャナなどによるコードの複製を防 止します。SQRCの機能により、コードの偽造・改ざんを防げることに加え、更に特殊インク層で複製防止を施すことで、光学的読み取り媒体に対する3大リ スクである「複製・偽造・改ざん」の全てを防ぐことが可能になります。

■磁気印字やホログラムよりも、安価でエコな複製防止QRコード
複製防止QRコードは、従来、磁気印刷を利用していたチケットや金券などの用途において、磁気印字に比較して安価に発行でき、かつ普通紙への印字が可能なため、環境面に配慮した運用が可能です。
また、これまでホログラムなどの特殊セキュリティ印刷による偽造品・模倣品対策を行っていた用途においても、ホログラムに比較して安価に発行でき、かつ ベースのQRコード/SQRCはデータキャリアとしての機能を持つ為、スキャナで真贋判定の作業を行った結果をデータとして残すことが可能です。
近年、世界的にメーカの製品や部品の偽造品・模倣品が増加しており、その対策が急務となっております。複製防止QRコードは紙、ラベル、銘版などに安価に 印刷でき、かつサプライチェーンのどの段階でも、作業者の目視による確認ではなく、スキャナによる読み取りにより確実な真贋(しんがん)判定が可能になり ます。

【今後の展望】
デンソーウェーブでは、複製防止QRコードが読み取り可能な定置式スキャナ「QB30」を2012年3月1日より発売します。複製防止QRコードが読み取り可能なハンディターミナル等も、順次発売開始予定です。


◇販売に関するお問合せ先
株式会社デンソーウェーブ カスタマーサービス部 自動認識サポート室  フリーダイヤル Tel:0120-585-271 受付時間  9:10~12:00 13:00~17:30(土日・祝日を除く)