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世界的な半導体メーカー ルネサス テクノロジは、2003年4月の新会社発足を機に、製造から販売までのプロセス一本化を決断しました。その一環として行われたのが倉庫業務の集約化および荷扱いの統一基準設定です。
新しいERPパッケージ導入のタイミングに合わせて、入出荷作業のインフラとなる2次元コードハンディターミナルを新しく選定しました。複数の製品を比較検討した結果、突出した読み取り性能、一日長時間の作業が可能なバッテリ持ち時間の長さ、持ち運びが基本の倉庫作業に耐えるタフな筐体などの特性から、Windows®CE搭載2次元コードハンディターミナルBHT-232QW-CEが選択されました。
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ルネサス テクノロジは、日立製作所および三菱電機の半導体部門が、2003年4月に合併して誕生した世界的な半導体メーカーです。この新会社発足を機に製造から販売までのさまざまなプロセスの一本化が行われ、その一環として倉庫も集約されました。それまで全国に散在していた製品倉庫を、2005年5月、東日本と西日本のディストリビューションセンター(以下、DC)2拠点に絞ったのです。
これらの倉庫には、ルネサス テクノロジの国内外、協力工場を含めて約50ヶ所の生産拠点から、内装箱という梱包単位で日に30,000箱の半導体製品が入荷します。入荷検品、棚入れ、ピッキング、出荷といった一連の作業の際、1作業につき数本のバーコードをハンディターミナルで読み取って管理業務を行っていました。しかし、バーコードでは複数回の読み取りが必要で、作業に時間がかかる上、格納できる情報にも限りがあり、製造ロットなどの管理ができていませんでした。
また、棚卸や出荷作業時には、目視チェックなども必要で作業効率が上がりませんでした。2006年1月、倉庫管理業務を統合し、以上のような問題を解決するため、同社はERPパッケージ導入を決断。これを機に、荷扱いについても新しい統一基準を設定しました。倉庫業務を行うハンディターミナルにも、この統一基準に基づく作業を可能にする先進機能が求められました。

数社の製品が候補に上った結果、デンソーウェーブのWindows®CE搭載2次元コードハンディターミナル BHT-232QW-CE が選択されました。その理由には大きく以下の4つが挙げられます。
選定にあたった日立物流ソフトウェア株式会社 システム事業本部 グローバル・ERPシステム部第一G 河口靖弘氏は、次のように語っています。「評価機を入手していろいろなバーコード・2次元コードを読み取らせて比較をしましたが、BHT-232QW-CEの読み取り性能は突出していました。
また、バッテリが2つ搭載できるので、早朝から夜遅くまで一日利用することができます。今回は使い勝手のよいガンタイプを検討しましたが、比較した中では作りが一番頑丈で、これなら持ち歩いて使用することの多い倉庫でも安心して使えると思いました。」
現在、BHT-232QW-CEは、東日本DCで約150台、西日本DCで約50台が導入され、毎日の入出荷業務に活躍しています。この新しいハンディターミナルの利用によって、以下のような効果が生まれています。
株式会社ルネサス テクノロジ 業務改革推進統括部 BPR推進部 ロジスティクス推進課 荻原広行氏は、導入の効果を次のように評価しています。「従来の倉庫作業では、1枚のラベル内の複数のバーコードをそれぞれ読み取っていましたが、2次元コード採用により1度のスキャンで、より多くの情報を読み取る事が出来る様になりました。
また、毎月実施している棚卸業務では、約400,000箱の内装箱を従来、約220名で8時間かかっていたのが、約120名で6時間で作業完了となる等、倉庫内作業時間の短縮を実現した上、作業品質向上・棚卸誤差ゼロを達成しています。」また、BHT-232QW-CE の持つ無線通信機能で製品在庫のリアルタイム管理を実現しています。
世界的な半導体メーカーの倉庫内業務のインフラに選ばれたBHT-232QWCE。同社の入出荷業務の効率化、製品在庫管理精度の大幅な向上を、デンソーウェーブのハンディターミナルが支えていました。

