2008.09.09
QRコードを進化させた新しい2次元コード「iQRコード」を発表
株式会社デンソーウェーブ(本社:東京都港区、 社長:上石和信)は、従来のQRコードを進化させた新しい2次元コードである「iQRコード(アイ・キューアールコード)」を開発しました。
このiQRコードは、デンソーウェーブが開発したQRコードの技術を活かし、情報の表現密度を高めた2次元コードで、QRコードと同じスペースに更に多くの情報を表現することができ、また、同じ情報量であれば、より小さなスペースに印字が可能です。
マイクロQRコードの11×11セル注1より小さい9×9セル構成の極小コードや、縦横のセル数が異なる長方形のコードも生成でき、従来のQRコードやマイクロQRコードでは印字が難しかった、極小部品や帳票の端、円柱面など特殊な形状のものに印字が可能となります。
iQRコードは、自動車・電機電子等の製造分野で、小さな部品やIC基板などに直接印字して工程管理に利用できるほか、従来バーコードで管理していた帳票のレイアウトを変更することなく、バーコードの代わりにiQRコードを印刷して、情報入力の効率を向上できることから、自動車業界、電気・電子業界を初めとする様々な分野でiQRコードの特長を生かした利用が想定されます。
iQRコードの仕様は、JISまたはISOに規格化提案する予定で、QRコードと同様に一般公開し、制限無く利用することができます。 各社プリンタメーカ、レーザマーカメーカに対しては09年1月以降、ライセンス供与を開始し、iQRコードに対応した製品は随時発売予定です。
なお、「iQRコード」については、9月10日~9月12日 東京ビッグサイトにて開催される「第10回自動認識総合展」弊社ブースに出品予定です。
≪用語解説≫
注1:[セル]QRコードを構成する白黒の点のこと。
<iQRコードの主な特長>
1.高密度
iQRコードは、QRコードと同じスペースに更に多くの情報を表現できます。QRコードでは21セルx21セル(誤り訂正レベルM)で数字34文字が表現できますが、iQRコードでは約2倍の数字63文字が表現できます。
また情報量が同じ場合、小さな面積に表現でき、マイクロQRコードでは11×11セル(最大数字5桁)が最小構成ですが、iQRコードでは9×9セル(最大数字6桁)で構成でき、コード面積を約30%小さくすることが可能です。
2.長方形コード
縦横セル数が異なる長方形のiQRコードを生成可能です。縦方向にわずか5セル(マイクロQRコードの11セルに対し、50%以下の高さ)で構成できます。
<iQRコードの仕様>
iQRコード |
マイクロQRコード<参考> |
QRコード<参考> |
||
セル構成 |
正方形 |
9×9セル~414セル×414セル |
11×11セル~17×17セル |
21×21セル~177×177セル |
| 長方形 |
5×15セル~55×115セル |
- |
- |
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情報量 |
数字約30,000文字 |
数字30文字 |
数字約7,000文字 |
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