QRコードの実寸法は、バージョンが決まった上で、セル(QRコードを構成する一つの四角い領域)を何mmで印字するかで決まります。
セルが大きいほど、QRコードスキャナでの読み取りは安定し、スキャナで読み取りやすくなります。反面、コードサイズは大きくなりますので、大きな印字領域が必要になります。
したがって、用途に応じて総合的に決定する必要がありますが、印字領域の範囲で、できる限り大きく印字する事をおすすめします。
1セル辺り約0.5mmで印字した場合
1セル辺り約1.0mmで印字した場合
一般的な熱転写/ダイレクトサーマルプリンタでは、セルサイズはプリンタヘッドのドット数で決まります。
例えばヘッド密度300dpiの場合、5ドット/セルとすれば0.42mm/セルとなります。割り当てドット数を増やすことで印字の太り/細り、紙送り速度のバラツキ、軸の歪み、カスレ等に対し画質は向上し、より安定した運用が可能です。
デンソーウェーブでは安定した運用のため、1セル4ドット以上で印字していただく事を推奨しております。
スキャナには、読み取りできる限界のセルサイズがあります。スキャナの「分解能」はこの読み取り限界を表しています。
例えば、上の表のように600dpiのプリンタ4ドットで印字した場合、セルサイズ0.17mmのQRコードになるのですが、このQRコードを読み取るためには、スキャナの分解能が0.17mmより小さいものを選択する必要があります。
印字領域が少ないからといって、ヘッド密度の高いプリンタを用いて小さく印字しても、スキャナの読み取り限界を超えてしまっては意味がありません。
導入にあたっては、採用するスキャナも考慮に入れて、セルサイズを設定する必要があります。
デンソーウェーブでラインナップしているスキャナの分解能は以下のとおりです。
デンソーウェーブの事業紹介 自動認識 バーコード 2次元コード ICカード RFID 産業用ロボット 産業用コントローラ