社員メッセージ

ロボットは、気づかないほど
身近な存在へ。

MESSAGE5
FA・ロボット事業部
技術部

森本 英樹
(もりもと ひでき)

2007年入社
工学部
機械システム工学科 卒業
 

小さい頃からモノづくりが好きで、壊れた家電製品は迷わず分解。ただしクルマにはあまり興味がなく、就職の際に選んだのがロボットでした。現在は新型ロボットの開発を行う部署で機械設計チームリーダーとして、新製品の企画段階から携わっています。「新電王手さん」や「東ロボ手くん」にも関わったほか、担当外の製品に意見を求められることもあります。

 

そんな現在の仕事につながる経験ができたのは、入社2年目のこと。当社のフラッグシップモデル「VS」のフルモデルチェンジでした。担当したのはアームの先端部分。非常に限られた空間の中に50~60点もの部品を搭載する、最も設計の困難な箇所です。究極の高速化と、デザインにこだわったスリム・小型化を実現する一方で、剛性・耐久性を確保することにとても苦労しました。アームが繰り返し動いても切れない配線方法を探るため、クルマのハンドル部品を購入して参考にしたりもしました。多忙な中でも楽しみながら、小型化の方法や世の中の最先端技術の応用など多くを学ぶことができました。

現在開発しているのは、人との協働という新しいコンセプトのロボット「COBOTTA」です。従来のロボットは動作中に人が近づけないように安全柵などで分離する必要がありましたが、COBOTTAはロボットの安全性を高めることにより、動作中でも人が触れることができます。これは人とロボットにとって大きなターニングポイントであり、さらに学習機能やインテリジェント化を進めれば、家庭にロボットが入ってくる時代も遠くはないでしょう。いずれは、ロボットが身近にいるのが当たり前の世の中になっていると思います。

  • ICカード・国内営業担当
  • 自動認識・技術担当
  • ロボット・技術担当
  • 制御機器・技術担当
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