安全衛生環境・生産本部製造部電子生産管理室
2022年入社
国際地域学部 卒業
橋本 麻那
工場の旗振り役として関係部署をつなぎ、円滑な生産を
INTERVIEW 01生産管理の仕事について教えてください。
生産管理で、製品の生産数とその生産日程の決定、また、進捗、在庫数の管理や部品発注をしています。私は電子生産管理室に所属しており、ここでは産業用機器の生産管理が行われています。その中でも私は工場などで使われるタッチパネルのような製品の担当です。
基本的には翌月の日ごとの生産計画を立てていますが、一年先など長期にわたる大まかな計画を立てることもあります。
INTERVIEW やりがいを感じるときや、日頃心がけていることを聞かせてください。
やりがいを感じるときは、生産ラインで発生した問題を解決したときです。生産ラインは、検査で異常が見つかったり、部品が足りなくなったり、さまざまな問題が発生します。そういった時は、関係者と問題共有、在庫情報や日程情報を提供し、問題解決に導いています。生産ラインが止まってしまわないように、集まった情報を整理して、スピーディーに問題解決を行っています。生産管理という仕事は、部署間をつなぐパイプなので、関わる部署が多いです。そのため、日頃から関係部署に出向き、相手の仕事を知っておくように努めています。信頼関係があると、何か起こったときにも相談しやすいですし、現場で現物を直接確認して仕事を進めることで、認識のずれがなくなり、間違いを防ぐことにもつながります。


INTERVIEW 03過去の仕事で印象深かったことを教えてください。
配属から半年ほど経った頃、コロナ禍の影響で部品が入らず、生産が止まったことがありました。その間もお客様からの注文は続々と入っていたため、生産再開後は一気に増産体制に。増産の対応に加えて、生産量に比例して増えるトラブルの解決も必要でしたが、周りのサポートに支えられて乗り切ることができました。入社1~2年目で知識も経験も足りない状態でしたが、製品担当者として業務遂行を任せてもらえたことで、大きな成長の機会になったと感じています。
INTERVIEW 04今後の目標と、読者へのメッセージをお願いします。
生産管理でものづくりの基礎を学び、知識を深めていきたいと考えています。生産管理の業務で、部品調達から、製造、出荷という、一連の流れと一つ一つの工程についての知識を身につけたいです。
ものづくりのメーカーで文系出身者が活躍する場は、営業以外にもたくさんあります。デンソーウェーブは入社後の教育期間も内容も十分です。現場にも新入社員を大切に育てようという風土がありますので、安心してくださいね。


1 Day Schedule
出社、メールチェック、予定確認
関係部署からのメールが多いので、十分に時間を取って内容を確認。
最新の注文内容を確認。
計画変更、懸念部品の確認など
注文の変更などが随時入るので、それに合わせて計画を変更することも。
昼食
同じ部署の女性数人と食堂で。
メールチェック、現場対応
引き続きメールの確認と、現場から呼ばれることがあれば、時間を問わず出向いて対応。
仕入れ先打ち合わせ
仕入れ先の来客があれば対応。
社内会議
新製品や問題部品について、関係部署と。
設計変更準備、書類確認
図面の変更があれば、工場へ配布し直して、新しい部品を手配。確認事項があれば、関係部署を集めて会議を行うことも。
退勤