QRコードについて

Q.

QRコードの"QR"は何の略ですか?
  QRコードの"QR"は、"Quick Response"(クイックレスポンス)に由来しています。
素早い読み取りを目指して開発された事から、このように命名しています。

上記のように由来しておりますが、"QRコード"が正式名称であり、決して"Quick Responseコード"の略ではありません。
Q. QRコードの大きさは?
A. QRコードの大きさは、セルのサイズと、バージョンで決まります。 セルとは、QRコードを構成する黒と白の四角い点の事です。 バージョンは、データの量によって決まるもので、バージョン1のQRコードは、一辺が21個のセルで構成されています。
バージョンが1つ上がるたびに、QRコードを構成する1辺のセルが4つ増え、バージョン40まであります。

例えば、バージョン2のQRコードは25×25個セルで構成されていますので、 1つのセルを0.5mmとすると、12.5mm角(運用時は、この周りに4セル分の空白が必要です)のQRコードとなります。

Q. QRコードはどんなところで使われているのですか?
A. 活用事例でもご紹介していますが、生産・物流・販売などの様々なシステムで活用されています。
身近な例では、文庫本の背表紙や、レンタルビデオのケース、回転すしの皿にQRコードが印字されている例もあります。
Q. QRコードはどうやって作れば良いのですか?
A. 印刷装置で印字します。

現在、様々な印刷装置でQRコード印字の対応をいただいております。 また、WindowsソフトでQRコードを作成するツールを用意しております ので、Windows対応のプリンタでは簡単に印刷できます。

Q. マイクロQRコードの仕様は公開されていないのですか?
A. 2004年11月に、JIS(JIS X 0510)に制定されましたので、仕様は公開されております。
Q. QRコードを白黒以外の色(赤、青など)で印刷しても問題ないですか?
A.

色の組み合わせによっては、読み取り可能な場合があります。

QRコードスキャナの場合、赤色光の照明によりQRコードを捉えるため、背景も印字色も赤い光を反射(または吸収)してしまう組み合わせの場合、QRコードを認識できなくなり、読み取りする事ができません。
逆に言えば、背景が赤色を反射し、印字色が赤色を吸収する組み合わせであれば、読み取り可能です。

例えば、白い背景に赤や、緑の背景に青などは読み取りすることができませんが、白や黄色などの背景に、青や緑で印字した場合は読み取り可能な場合があります。

ただし、色の濃さなども影響するため、実運用される前に十分な評価が必要です。
基本は白の背景に黒で印刷して下さい。

携帯電話のカメラで読み取る事を想定している場合は、各キャリアまたは携帯電話メーカにご確認くださいますよう、お願いします。

 
QRコードの知的財産権について
 
Q. QRコードの使用料は必要ですか?
A.

JIS規格やISO規格に制定されているQRコードの使用に対するライセンス等は必要なく、誰でもご自由にお使い頂けます。

なお、「QRコード」という名称は、デンソーウェーブの登録商標です。出版物やホームページなどに、「QRコード」という言葉を使用される場合、「QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です」という一文(以下、登録商標文)を記載いただいております。
登録商標は「QRコード」という名称のみであり、QRコードパターン(イメージ)は登録商標ではありません。

Q. QRコードを商用利用する場合は使用料が必要ですか?
A.

上記同様、必要ありません。
また、ライセンス契約等も不要です。

Q. 名刺にQRコードを入れたいのですが、登録商標文は必要ですか?
A.

名刺など、QRコードイメージのみ使用している場合は、登録商標文を記載する必要はありません。

Q. 登録商標文は、どこに掲示すれば良いでしょうか?
A.

該当媒体中のいずれかのスペースで結構です。
冊子であれば、該当ページ内への掲載が無理であれば、最終ページ等、別ページへの掲載でも問題ありません。
ポスター、チケット等は、デザインに影響を与えないエリアに表記していただければ結構です。
Webの場合は、Webページのいずれかのページに表記下さい。

Q. 登録商標文を入れることは強制なのですか?
A. デンソーウェーブの商標であることを明確にし、誤解やトラブルを避けるため、登録商標文の記載をお願いしております。
 
QRコードスキャナについて

Q. QRコードスキャナはどのタイプを使えばいいのですか?
A. 用途に合わせてお使い下さい。
デンソーウェーブでは様々なタイプの読み取り装置をそろえております。 使い方によって適切なタイプを提案しております。
Q. QRコードスキャナを使うとき、どのようなプログラムが必要ですか?
A. QRコードスキャナは、パソコンと RS-232Cで接続します。
従ってパソコンには、このデータを取込むプログラムが必要となります。

プログラムは、お客様自身で作成されるか、市販のソフトウェアを購入してお使い下さい。

デンソーウェーブで無償配布している「キーボードインタフェースソフト」をご利用いただくこともできます。

Q. キーボードインターフェースタイプのQRコードスキャナはありますか?
A. キーボードインターフェースタイプはございません。

デンソーウェーブで配布している「キーボードインタフェースソフトウェア」を使用すれば、RS-232Cをキーボード信号に変換する事ができます。

また、市販されている「キーボードウェッジソフト」も利用できますので、これらと組合せて使用することができます。

 

QRコードソフトについて

Q. QRコード生成ソフトで、携帯電話用のQRコードは作れますか?
A.

はい、デンソーウェーブでラインナップしているQRコード生成ソフトで、QRコード読み取り機能付き携帯電話に対応したQRコードを生成する事が可能です。
その仕組みは、QRコード化するデータに携帯電話が解釈できる命令を含ませて生成するというものです。
例えば、URLを表示するだけで良いのであれば、デンソーウェーブQRコード生成ソフトに、

http://www.denso-wave.com

というアドレスをそのまま入力して、QRコード化します。この場合、ドコモ、ソフトバンク、auいずれの携帯電話ともにサイトへリンクさせる事ができます。

他にも、携帯電話のメールを作成したり、URLをブックマークしたり、アドレス帳に記憶させるなどの命令があるようですが、ドコモとソフトバンクでは命令が異なりますので、ドコモ用の命令が含まれたQRコードをソフトバンクの携帯電話で読み取っても、正しく動作しません。(データは読み取れますので、画面には表示されます。)auの携帯電話は、ドコモ、ソフトバンクの両方の命令に対応しているようです。

携帯電話が解釈できる命令については、各キャリアにお問い合わせください。

Q. 試用版ソフトで作成したQRコードを公開しても良いですか?
A.

試用版ソフトで作成したQRコードを公開する場合、注意が必要です。

試用版ソフトは入力されたデータとは異なる内容でQRコードを生成します。バーコードと異なり、見ただけではどのようなデータが入っているかは分からない為、そのまま公開すると、期待したデータとは違うものが読み取られるため、トラブルの元となります。

QRコードの一例として公開する(つまり読み取りが目的ではない)というような使い方であれば問題はございませんが、あくまでも、動作確認用としてご利用くださいますようお願いします。

Q. QRコードは、同じデータであれば、同じパターンで生成されますか?
A.

同じデータであっても、生成ソフトウェアが異なると、パターンが異なる場合があります。

主な原因は、QRコード内部の表現(数字モード、英数モード等)で、これが異なると出来上がるパターンは違います。
QRコードは、文字データを以下の4種類のモードに分けて格納しています。
(詳細はQRdraw Proのユーザーズマニュアルで、二次元コード概略仕様 - QRコードをご参照ください)

数字モード:0〜9の10個
英数字モード:0〜9の10個、A〜Zの26個および、9個の記号(スペース、$、%、*、+、-、.、/、:)
漢字モード:シフトJISの 8140h〜9FFChおよびE040h〜EAA4h
8bitバイト(バイナリ)モード:00h〜FFh

QRコード化するときに、内部表現でどのモードを使うかは、ユーザ(QRコード生成)側が自由に選べます。
例えば、数字データを数字モードで表現するのではなく、英数字モードで表現しても規格上は問題のないQRコードです。

QRdraw Proは、できるだけ効率よくデータを格納できるように、上記モードを駆使してQRコードを生成しています。
よって、デンソーウェーブ以外のソフトウェアでは、QRdraw Proの内部表現アルゴリズムとは異なる可能性が高く、その結果出来上がるQRコードパターンが異なっていると考えます。

ただし、QRコードのパターンは異なっていても、最終的にリーダで読み取られるデータは同じですので、問題はないと考えます。

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