事業部トピックス

今回はマレーシア工場で長年にわたる勤務経験を持つTKさんからの情報です。制御機器製品を生産する電子工場立上げ当初から奮闘してきたため、現地ならではの他では聞くことができない経験談をご紹介します。

Vol.2 マレーシアあれこれ

マレーシア工場ってどんなところ?

デンソーマレーシア工場

こんちは!今回は、制御機器事業部製品の製造をしているデンソーマレーシア工場の紹介をさせて頂きます。 デンソーマレーシア自体の歴史は古く、1980年の設立と言いますから既に26年の歴史を持つ会社です。その中で制御機器製品を製造する電子工場は1996年に操業を開始しました。私はと言えば95年に電子工場立上げメンバーとして5年間の赴任を経て、2002年に再赴任し3年、日本からの支援時代を含めると早10年近くもマレーシアの現地スタッフと共に製造活動をして来た事になります。さしずめ第2の故郷と言ったところですね。デンソーウェーブからは、設計、生産技術、生産、品質保証などに計5名の出向者が働いています。

会社概要
社名 DENSO (Malaysia) SDN. BHD.
資本金 20,536千リンギ
所在地 セランゴール州 バンギ地区(首都クアラルンプールから車で30分)
従業員数 1404名(2005年3月時点)
生産品目 自動車関連:電装品、エアコン、エンジンECU、ラジエーター、ECU
制御機器関連:プログラマブルコントローラなど
電子工場立上げ

工場内イメージ

 ここマレーシアはイスラム教の国だし、多民族なので、文化もそれぞれに違い工場立上げ当初はビックリの連続でした。イスラム教徒は1日に5回お祈りをしないといけないので、会議中に“ちょっとお祈りへ….“と抜け出したり、イスラム教徒は豚、ヒンズー教徒は牛を食べられないので社員食堂では毎日チキン料理が並ぶなど日本の会社生活では考えられない事ばかり。

時間と共に我々もこうした事には慣れてきて、それなりに違和感無く対応できるようになりました。同様に、マレーシアのスタッフから見ても、日本人の文化は異様に映ったはず。お互いの文化を尊重しあうことが大切でしょうね。また、現地スタッフの業務に一生懸命取り組む姿勢には頭が下がります。もちろん、時には(何してくれんねん!って)気絶しそうになる事も…

又、05年の4月には1996年の操業開始以来、制御機器製品累計500万台の生産を達成し、日本から事業部長にお越し頂きささやかなセレモニーも行いました。立上げから関わっている私にとってはいろんな事が走馬灯のように蘇り、感無量といったところです。

マレーシア工場の魅力

マレーシアは、イスラム国家にも関わらず、政治が非常に安定しており、治安も良い。対日感情においても、日本政府との良好な関係により、政府も国民も比較的親日的です。又、電力、交通等インフラが非常に整っている事に加え、大手日系家電メーカが早期より進出している為、電子部品インフラが整っている事が、マレーシアでの電子機器工場運営を容易にしています。従業員の離職率においても、ここ10年で若者の考え方も変わってきており、弊社では殆ど問題にならないレベルになって来ています。使用言語についても、タイ、インドネシア及び中国とは異なり、英語で仕事が出来る事も、大きな魅力の一つと言えるでしょう。


マレーシアでの生活は?

マレーシアはこんなところ。

面積 約33万Km2(日本の面積の90%)
人口 約2400万人(マレー系66%,中国系26%,インド系8%)
言語 マレー語,英語,中国語,タミル語(仕事は英語でやってます)
気候 年平均気温は27°Cですが、昼間は確実に毎日30°C以上
時差 日本-1時間(なぜか香港と同じなので、朝起きた時は真っ暗!?)

クアラルンプール市街

クアラルンプール市街

KLツインタワー

首都クアラルンプールにある世界2位の高さを誇るKLツインタワー

我々が住んでいるクアランルンプールは、皆さんが思っているよりも大都会で、新宿とは行かないまでも吉祥寺よりは都会です。買い物もブランド品は殆どが揃い、年数回、国を挙げてのメガセールがあり、かなりお買い得。また、食べ物も多民族国家だけあって中華、インド料理、タイ料理、はたまたかなりレベルの高いイタリアン等々どれも本格派揃い。(おかげで我が家族は日本では中華を食べなくなってしまいました。)絶対痩せれません。

デンソーマレーシア工場

加えて、街を一歩出れば緑も多く、ちょっと東海岸まで足を伸ばせば(飛行機で30分)、海亀泳ぐクリアーウォーターシー。兎に角、仕事さえ無ければ治安も良く最高の場所です。

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