水平多関節ロボット「HSR」とハンディスキャナ「AT30Q」が
「2016年度 グッドデザイン賞※1」を受賞
デンソーウェーブの水平多関節ロボット「HSR」とハンディスキャナ「AT30Q」が、このたび2016年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。「HSR」はグッドデザインBEST100を獲得し、「AT30Q」はドイツiF賞※2との2冠を達成します。
今回受賞した水平多関節ロボット「HSR」は、古典的な産業用ロボットであるスカラロボットを基本設計から見直し、部品のレイアウトを大幅に変更することで、「本物の高速性」を実現するとともに新しい製品カテゴリの創出に成功した点と、デザイン性が高く、柔らかく流れるような造形と高い精度感の表現を両立させた点が高く評価されました。
また「AT30Q」は、フードレス構造になっており小売店などのレジでコードを見ながらタッチすることができるため安心感があり、ヘッドは小さくグリップは握りやすくデザインされ手首に負担なく操作できることも実感でき、使用者の使い勝手の向上を最優先した、丁寧に作りこまれたデザインと評されました。
先端にハンドを装着することで様々な作業にフレキシブルに対応し、生産工場の自動化・省力化に貢献する産業用水平多関節ロボット(スカラロボット)。デンソーウェーブが展開するスカラロボットシリーズの新型機種で、クラストップレベルの性能を、コンパクトなボディサイズで実現。設備の小型化、生産効率の向上に貢献する。
主に小売店舗のレジにて、バーコードや、QRコードなどの二次元コードを読み取る装置。 顧客サービスの多様化に伴い、近年増加しているクーポン・会員証などへの二次元コードの使用ニーズに対応する。一般的な二次元コードスキャナはコードを一定以上離して読み取る必要があるのに対し、本製品はレジで主流の先端をコードに接触させる「タッチ読み」を実現。これまで慣れ親しんだ操作感を損なうことなく、新規サービスの導入を可能にする。先端形状を大きく切り欠いた「フードレス構造」を採用し、タッチ読みの際にもコードを視認しやすく、操作性を向上している。
本年10月28日(金)から東京ミッドタウンと渋谷ヒカリエで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「[G展]GOOD DESIGN EXHIBITION 2016」東京ミッドタウン会場において、「HSR」と「AT30Q」が本年度受賞デザインとして紹介されます。
展示会名 : [G展]GOOD DESIGN EXHIBITION 2016