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2008.09.04 自動認識ニュース 最新の読み取りエンジンを搭載したエルゴノミックデザインの新型バーコードハンディターミナル新発売

BHT-805BW株式会社デンソーウェーブ(本社:東京都港区、社長:上石 和信)は、バーコードハンディターミナル(携帯型データ収集端末)の新機種「BHT-805BW」を2009年4月1日から発売します。

本体のメーカー希望小売価格はオープン価格で、国内/海外合わせて年間3万台を販売する計画です。

この新型バーコードハンディターミナルは、流通分野から製造分野まで、業界を問わずさまざまな現場での操作で握りやすいエルゴノミックデザインのボディに、広い読み取り視野で、かつ高速読み取りができる最新の読み取りエンジン、視認性に優れた2.6インチのQVGAカラー液晶、各種セキュリティに対応したIEEE802.11b/g注1無線LAN、など先進の機能を満載しました。


BHT-805BWは、新開発の小型高画素CCDラインセンサを採用した新小型エンジンのアドバンストスキャンにより、従来機種で定評のある読み取り性能を実現しています。

すなわち、読み取り口をバーコードにタッチするだけで初めての方でも簡単に読み取りができる“タッチ読み取り”、小さなJANコードから大きなITFまで、ほぼ全てのバーコードを100mm以内の距離で読み取ることができる“高視野角設計”、一秒間に200回もの高速スキャンにより、狙ったバーコードを簡単に素早く読み取れるようにしています。

またEIAJラベルなどで利用される100mm前後の幅広バーコードや、かすれや汚れのある粗悪バーコードも読み取りが容易です。

BHT-805BWは店舗、バックヤード、物流倉庫や工場などさまざまな場面での利用を想定し、どのような持ち方でも手にフィットする握り部、指の押す方向に合わせて傾斜をつけたトリガキーなどエルゴノミックデザインによる操作性の向上を実現しました。

また、すでに無償提供をしている、導入時の設定作業を簡単にするソフトウェア“BHT Setting”に加え、ドラッグ&ドロップによるデータ転送やアプリケーション/OSの自動更新、PCからBHTへのメッセージ送信など、運用を支援する“BHT Manager”を同時発売し、導入から運用までをサポートするソフトウェアツールも充実しております。

2.6インチのQVGAカラー液晶を搭載した表示部は、ピッキングリストや在庫管理情報など多くの情報を見やすく表示することができ、弊社現行機種BHT-500シリーズ、BHT-600シリーズなどと共通の画面設計を流用することもできます。
また、上面中央にスピーカを搭載することにより、読み取り確認、警告、メッセージ受信などシーンに適したさまざまなサウンドを再生することができます。


アプリケーションソフトウェアは、BHTシリーズに共通の「BHT-BASIC4.0開発パック」を利用でき、高い互換性を保ち、BHTシリーズのパフォーマンスをフルに引き出すBHT BASIC4.0による開発の他、汎用言語(HTMLおよびJavaScriptなど)で開発でき、システムのWEB化を実現するWEBブラウザ”BHT Browser”、AS/400などのホストエミュレーションを実現するターミナルエミュレータ”BHT Term Emulator”、Visual Basic.NETによるアプリケーション開発を実現する”EZ-WirelessⅡ”など、お客様の用途、環境に合わせて様々な開発ツールを提供します。

BHT-805BWはBHT-500シリーズ、BHT-600シリーズと同じQVGAカラー液晶を搭載しているため、アプリケーションの移植時に画面構成を変更する必要がなく、機種間の互換性が非常に高くなっています。

流通小売店舗での検品や発注、物流センターでの入出庫検品・ピッキング、工場での製造工程管理など、様々な場面で業務の効率化に活用できます。

ラインナップとして、IEEE802.11b/gに準拠した高速無線LAN搭載の「BHT-805BW」の他に、携帯プリンタや携帯電話とのワイヤレス接続を実現するBluetooth注2搭載の「BHT-805BB」、バッチタイプの「BHT-805B」、さらに二次元コードスキャナ搭載型、RF-IDリーダライタ搭載体型、ICカードリーダライタ搭載型などを順次発売予定です。




なお、「BHT-805BW」については、9月10日~9月12日東京ビッグサイトにて開催される「第10回自動認識総合展」、弊社ブースに出品予定です。




≪用語解説≫


注1:[IEEE802.11b/g]米国電気電子学会が制定した2.4GHz帯を使用する無線LANの規格。


注2:[Bluetooth]Bluetooth SIGが技術開発、普及促進及び管理等を行っている、短距離無線通信の規格。 ※Bluetooth はBluetooth SIG,Inc.,U.S.A.が所有する商標で、デンソーウェーブはライセンス取得しています。




<BHT-805BWの主な特長>


1.タッチ読み取りから中深度まで対応する新開発アドバンストスキャンエンジン

タッチ読みから最大400mmの中深度読み取りまで、幅広い視野で高速読み取りを実現した新開発アドバンストスキャンエンジンを搭載しました。一般的なレーザスキャナに比べて10度以上も視野が広いワイドレンジ設計と、デンソーウェーブ独自の読み取りアルゴリズムによる印字の粗悪なバーコード、かすれたバーコードなどの高速読み取りにより、優れた読み取り操作性を実現しました。


また、最新のバーコード規格であるRSS(GS1 DataBar)注3の読み取りにも対応しました。



2.さまざまな用途を想定した握りやすいエルゴノミックデザイン


連続的にバーコードを読み取る作業(入荷検品や照合作業など)、片手でバーコード読み取りとキー入力を交互に行う作業(ピッキング、棚卸など)、片手でハンディターミナルを保持して画面を確認しながら、バーコードを読み取ったり、他方の手でキー入力を行う作業(発注業務など)など、あらゆる用途を想定し、保持しやすく且つ操作性に優れた握り形状を実現しました。


また、水滴や埃に対する保護等級IP54注4を実現しており、様々な作業環境に対応できます。



3.多彩な文字表示ができる2.6インチQVGA(240×320ドット)カラー液晶を採用


カラー表示、反転、太字、倍角など多彩な表示が可能です。漢字フォントは4つのサイズに自由に拡大縮小が可能で、しかもスケーラブルフォントですので文字の大きさによらず読みやすく、美しい表示を実現しました。保存された商品画像をカラーで表示することにより、検品業務やピッキング作業など画像での現品確認が可能になります。



4.充実の通信機能を搭載


世界標準IEEE802.11b/gに準拠した無線LAN通信モジュール搭載タイプ、近距離無線通信Bluetoothモジュール搭載タイプなど、既存の無線LANインフラや携帯プリンタ、携帯電話などに接続できる無線通信デバイスを搭載したモデルをラインナップします。無線LANモデルは、通信速度の速いIEEE802.11b/gを採用し、セキュリティ規格IEEE802.1x注5(EAP-TLS、PEAP)および暗号化(TKIP、AES)に対応し、セキュアな無線通信環境をご提供します。RS-232C、USB、10BASE-T(LAN)の3タイプの専用通信ユニットによる、PCとのデータ通信及び充電が可能です。



5.その他、充実の機能や支援ツール


騒音下でも確実に読み取りを知らせる「バイブレータ機能」、読み取り確認、警告、通信完了などシーンに応じたサウンドを再生できるスピーカ、BHTのアプリケーション・データ・設定・OSをそっくり他のBHTにコピーできるクローンモード、アプリケーションエラー発生時にその場で簡易デバッグできるモニターモードなどの新機能に加え、導入時のSSIDやIPアドレスなどの各種設定が容易にできる導入支援ツール“BHT Setting”、運用時の直感的なデータ転送、PCからBHTへのメッセージ送信、アプリケーション、マスターデータ、OSを自動更新など、日々の運用を支援する“BHT Manager”など便利なソフトウェアツールを提供します。



 


≪用語解説≫

注3:[GS1 DataBar]従来の流通商品シンボル(EAN(JAN)、UPC、EAN128)に対し、省スペースを主眼として開発された新しい商品流通シンボル。RSS(Reduced
Space Symbology)と呼ばれていたが2007年2月にGS1 DataBarに名称が変更された。

注4:[IP54]防塵防水の尺度を示すグローバルスタンダード。国際電気標準委員の定める防塵性・防水性規格IEC529の中で用いられている保護等級。IP54とはJIS規格の防沫型相当。

注5:[IEEE802.1x]ネットワーク内でユーザ認証を行うための方式を定めた規格。EAP認証という認証方式を採用し、「ユーザID・パスワード」による認証や電子証明書による認証など、さまざまな認証方式に対応している。認証を行う際には、RADIUS認証サーバが必要。