2007.12.12
無線BHTシリーズの対応チャンネル変更についてのご案内
無線BHTシリーズのIEEE802.11b対応チャンネルを1~13chとし、アクセスポイントに設定する推奨チャンネルを1,5,9,13chと致します。
1.ご案内の背景
IEEE802.11bのチャンネルは、国際的には1~13chであり、14chは日本でのみ利用可能なチャンネルとなっている(IEEE802.11gについては日本も1~13ch)ことから、他のチャンネルに比べて利用する周波数帯域や出力特性などが異なっております。
現在市場に供給されている無線LANモジュールおよび制御用ICは、14chについて性能・動作を保証しない製品が徐々に増加しており、無線LANの需要が、IEEE802.11bから、IEEE802.11gおよびa、あるいはIEEE802.11nへと移行する中、この傾向は加速すると考えられます。今後無線LANモジュールあるいは制御用ICの設計変更・バージョンアップなどにより急に14chが利用不可となる可能性が十分にあると見て、弊社BHTシリーズでは14chを利用せず、1~13chでの運用を推奨することと致しました。
(図1) 無線LANのチャンネル

2.新製品に対する弊社の対応
2007年9月以降発売する新製品については、IEEE802.11bの14ch対応を致しません。
同一通信エリア内で4つの通信チャンネルを使用する必要がある場合には、アクセスポイントのチャンネル設定を1,5,9,13chとしていただくようお願いいたします。
3.BHT-300シリーズに対する弊社の対応
BHT-300シリーズは14chをサポートしておりますが、2008年1月1日以降の出荷分より1~13chの対応と致します。
現在お使いの無線LANシステムにつきましても、2008年1月1日以降追加導入される場合には、アクセスポイントのチャンネル設定を1~13chに変更いただき、14chの使用は避けていただきますようお願い申し上げます。
3.お客様のご対応
a) BHTシリーズおよびアクセスポイントを新規に導入される場合
→アクセスポイントに設定するチャンネルは1,5,9,13chを利用して、無線LANネットワーク
を構築してください。
b) BHTシリーズを追加導入される場合で、
既存のアクセスポイントのチャンネルに1~13chをご利用している場合
→そのまま、ご利用ください。
c) BHTシリーズを追加導入される場合で、
既存のアクセスポイントのチャンネルに14chをご利用している場合
→アクセスポイントのチャンネルを1~13chに変更した上でご利用ください。
同一無線エリア内に複数のアクセスポイントがある場合、1,5,9,13chをご利用頂くことを
推奨いたします。
3.推奨チャンネルを変更した場合の通信性能への影響について
同一エリア内で複数のアクセスポイントを設置して運用する場合には、1,6,11,14chを周波数の重なりのない独立チャンネルとして推奨してまいりましたが、今後は1,5,9,13chを推奨いたします。
1,5,9,13chは(図1)無線LANのチャンネルで示したとおり、チャンネル間で若干の周波数の重なりがあります。この重なりによるハンディターミナルの通信への影響についての弊社見解は以下のとおりです。
① 図1に示すチャンネルの周波数帯域は、規格上の最大範囲を定めたものであり、通常は設計的余裕を考慮するため、重なりは見られない。実際に弊社が利用している無線LANモジュールで測定したところ周波数の重なりは見られない。
② 弊社BHTシリーズは海外でも多くの出荷実績があり、すでに1~13chでの利用実績は多く、実運用上チャンネルの重なりによる悪影響が報告されたことはない。
以上のことから、アクセスポイントのチャンネル設定を1,5,9,13chとしていただいた場合でも、従来と全く同様に運用していただけるものと考えます。
<参考>チャンネルの重なりによる通信への影響調査結果
【調査方法】通信エリアの重なり合う4台のアクセスポイントのチャンネルを下図のように設定し、AP4のチャンネルを変更したときの通信スループットを確認する。

【結果】アクセスポイントのチャンネル間を4チャンネル以上あければ通信への影響はない。

以上