2000.07.21
QRコードがISOの国際規格に制定される
日本で開発された二次元コード「QRコード」が、6月15日にISOの国際規格として制定されました。
QRコードは、デンソーが1994年に開発し、1997年10月にはAIM,Inc.(Automatic Identification Manufacturers,Inc.、本部:ピッツバーグ)で国際規格に制定、99年1月には、JIS規格に制定されました。 また、AIM,Incは、97年12月にISO/IECに規格制定を申請していました。
QRコードの規格名は「ISO/IEC18004」です。国際標準化事業においては、IT(情報技術)分野の標準化に関し、ISOとIEC(国際電気標準会議、International Electrotechnical Commission)が87年11月に合同委員会(JTC1:Joint Technical Committee 1)を設立しました。さらにJTC1の中に自動認識関連を検討するワーキンググループ(SC31:Sub Committee31)を96年3月に新設し、バーコード・二次元コードなどの自動認識技術の標準化を検討しています。 ISOの国際規格になったことにより、QRコードは世界各国の政府機関で規格書が閲覧できるようになり、利用しやすくより安心して活用できるようになります。
QRコードは、日本自動車工業会が、EDI標準帳票である現品ラベル・かんばん・納受領書の標準2次元コードに採用するなど各種分野で活用が進んでいます。例えば、物流では、混載箱の内容管理、入出庫管理、流通では、小売店での発注処理、販売管理(POS)、FA分野での工程管理、その他各種イベントでの入場管理などで利用されています。